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東の谷のシノダケ林から - 多摩めかいの会の活動 [よもやま話]

多摩めかいの会がめかいの材料としてなな山緑地のアズマネザサ(しのだけ)からヒネを切っていることは前回お話ししました。
その中で、数年前から材料の提供を受けるばかりではなく、なな山のシノダケ林を整備する取り組みを始めることになりました。
今回は、そのことも含めて、なな山緑地での多摩めかいの会の活動をまとめてみました。
キチンとした集計を取っていませんが、12月から3月までがヒネ切りの季節です。
今年のシーズンでは、延べ10回程なな山緑地を訪れました。

広場でのヒネ剥ぎの様子.jpg
広場でのヒネ剥ぎの様子

一回の人数もばらばらで、多い時で10人を超えることもありましたが、5~6人の時もありました。
一人が刈るシノダケもバラバラのようで、6本くらいの人が多く、多くても10本ほどとのことでした。

ヒネ用のシノダケ探しの様子.jpg
ヒネ用のシノダケ探しの様子

最大値で10回×10人×10本で合わせて、1千本のシノダケを刈ったこととなりますが、平均で考えると、8人×8本で、700本弱ではないでしょうか。
これが多いのかどうかはさっぱり分かりませんが、広い手付かずのシノダケ林を考えると大きな問題ではないように思っています。

といっても、前回のお話のように、多くの手付かずの場所が枯れたシノダケに覆われていることから、多摩めかいの会の活動のシーズン最終日(今年は3月23日でした)にシノダケ林の間伐に協力してもらい、シノダケの育成環境の整備にも協力していただくことになりました。
これまでは東の谷の北側の地域を中心に手を入れてきたのですが、今年は昨年に続き一番荒れたままになっている南側の入り口からバス通り側の間伐をしていただきました。

間伐の様子1.jpg
間伐の様子1

左側が間伐後の区域で右手が今回の活動区域です。凄まじい状況に悪戦苦闘して頂きました。

間伐の様子2.jpg
間伐の様子2

間伐の様子3.jpg
間伐の様子3

間伐後の様子を観ると分かるのですが、10本のうち1本残るかどうか、というのが放置されたシノダケ林の現状、ということになります。

間伐後のシノダケ林の様子.jpg
間伐後のシノダケ林の様子

間伐の成果がどのような効果をもたらすのかまだ不明ですが、残した元気なシノダケが、周りを整理したことで元気になって、株を増やしてくれるのを期待したいと思います。
   N山さん

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