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山始めで安全を祈願! 芳ばしい香りの醤油焼きモチが振る舞い!  活動記録(2019.1.13) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

2019年初めの活動記録 No. 356 (2019/1/13) を作成しました。(M崎さん)

 猪年になって初めの活動日とあって大勢の会員が集まった。小金井市と品川区から2名の見学者(体験)を含め 33名で仕事始めの神事を行い、今年一年の安全な活動を祈願した。西の山の高台にある大きなコナラを神木に見立て、新しい注連飾りを掛け、活動に使う道具を神木の前に並べ、お神酒、塩、お米で神事が行われた。 安全は神頼みだけではだめで、一人一人の安全に対する意識を強く持ち、使う道具の整備を常に行いたい。

 エコ・フェスタ多摩 2019 がパルテノン多摩で 1/19(土)、1/20(日) の 2日間開催され、ぶんぶんコマ作りやシノダケヒンメリ作りや展示等でなな山緑地も参加します。1/18(金) の午後からの会場設営とエコ・フェスタ両日の手伝い(数名)をお願いします。

次の活動日は2019年1月27 (日) です。
 ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
仕事始めの神事、落葉掃き、折れ枝の垂れるコナラ 4本を伐倒・枝払い・玉切り等の処理
参加者:
30人(男性19人、女性11人)
連絡事項:
1. これまでの15年間大した事故も無くやって来たので、これからの20年に向け無事故で活動しましょう。
2. 仕事始めの神事を行う。
3. 見学者 Y儀さん・F木さんの紹介。
4. 落葉掃き。
5. 折れ枝が垂れ下がっている危ない木が 5本有り、順次伐倒します。
6. ダイコンを各自一本抜いて持ち帰る。
7. なな山だより 45号を配布する。
感想:
仕事始めに活動に使う道具を神木の前に並べ、今年一年の安全を祈願する神事を行った。
神頼みだけでなく、道具の整備を常に行い安全な活動に努めたい。
今年の活動初日とあって、見学者 2名を含め33名の大勢が参加した。
昼食時にはお餅が振舞われ、少し焦げた餅に醤油を付け海苔で包んで美味しく食べた。
コナラ 4本の伐倒・枝払い・玉切り等の処理は順調に運んだ。

仕事始めの安全祈願.JPG
仕事始めの安全祈願

安全祈願の乾杯.JPG
安全祈願の乾杯

西の山草刈.JPG
西の山草刈

落葉掃き.JPG
落葉掃き

落葉集め.JPG
落葉集め

コナラ伐倒.JPG
コナラ伐倒

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倒れたコナラ

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伐倒木でホダ木を作る

コナラ伐倒2.JPG
コナラ伐倒

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コナラ伐倒

ダイコンの収穫.JPG
ダイコンの収穫

キチジョウウソウの実.JPG
キチジョウウソウの実

センリョウ.JPG
センリョウ

ハクバイ.JPG
ハクバイ

なな山ネームアート.JPG
なな山ネームアート

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あけましておめでとうございます [なな山だより]

平成最後の新年を迎え一言ご挨拶申し上げます。
「なな山緑地の会」も今年で16年を迎えました。昨年は通常の作業活動の他に二つの活動がありました。一つは三方の森コミュニティー会館で開かれた「三方の森ふれんどまつり」に「なな山緑地の会」も協力団体としてブースを設け子供たちにヒンメリ、メカイの作り方や木工細工で遊び、また地域の住民のみなさまとの交流をしました。今年も機会があったら協力したいと思っています。二つ目は2016~2018年に渡り「なな山緑地」に生育する全ての植物の標本を作製し首都大学東京内にある牧野標本館に「さく葉標本」として納めました。また、「明日へ繋ぐ里山の記録」として植物標本展を開催し、のべ800人越えの見学者がありました。これは植物標本のような地味な展示会としては大成功でした。そして、なな山緑地の植物が標本として永久に保存されることは大変よろこばしいことです。
さて、通常の活動ですが、9月の台風で緑地内の樹木の枝折れ等の被害がかなりありましたが、市の協力と当会で処理し12月の二小の恒例の「なな山で遊ぼう」のイベントに間に合い、当日は200人前後の児童、父兄が訪れて楽しい一日を過ごしました。又、府中の明星高校の生徒やその他昨年は例年になく多くの児童、生徒が訪れてくれました。
今年は5月から新しい年号に代わりますが、この新しい一年、事故、怪我のない楽しい年にしたいと思います。
会員のみなさま、そして関係各位の暖かいご支援、ご協力をお願いしご挨拶とさせて頂きます。
 平成31年1月
なな山緑地の会 会長 高木直樹
                   「なな山だより」45号より

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なな山木工クラブ製作の門松

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連携活動のレポート、会員のエッセイなどボリュームアップで読み応えあり! - なな山だより45号発行 [なな山だより]

「なな山だより」45号が発行されました。
なな山緑地の会の「植物標本展」では、展示の様子や講座、搬入・搬出のレポートが報告されています。
「イベント・活動紹介」は、定期活動の以外と連携したさまざまな活動、三方の森ふれんど夏祭り、なな山で遊ぼう2018、明星学苑高等学校ボランティア活動のレポートです。
好評連載の「なな山植物誌」はシュンランのお話。「深めよう会員の絆」(リレー随筆)ではウォーキングの効能が、「エッセイ」は「なな山とアサギマダラチョウ」が発表されています。

PDFデータは下記のホームページでご覧ください。

「なな山だより」バックナンバー
http://www.geocities.jp/nanayamaryokuchi/sub3.html

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「なな山だより」45号

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名前のはなし -アトリエN- [アトリエN]

 特に植物に興味があるわけでもないし、土いじりが好きなわけでもない。鉢植えのサボテンすら枯らしてしまうくらい、草花との相性が悪い私がなな山のメンバーとなって、すでに4年が経った。それでも相田さんはじめオーソリティーの薫陶?よろしきを得て、いくつかの草花の名前は覚えた。
 実はコトバにはうるさいほうである。若者(時々若いとは言えない人もいる)達が「すごいうれしい」などとしゃべっているのを聴くとイライラするし、いつぞやはTVで中学校の教頭先生が「フインキ」(雰囲気のこと)と大真面目に連発しておられるのを目にして、胸をかきむしりたくなった。とはいえ、いまや「すごいキレイ」「すごいいそがしい」などという言い方は、もはやフツーの日本語として定着してしまった感があり、そんなことにいちいち目くじらを立てても仕方がないい時代になってしまったようである。
 そんな私だから、家の周りや散歩途中の路傍で見かけた草花の名前がわからないと、胸のどこやらがムズ痒くなり、中原さんにメールして名前を尋ねたりする。
 この地球上には数十万種もの植物があるらしいが、そのすべてに名前がついているというのは、名前がわからないと胸の座りが悪い、私のような人間が世間には沢山いるということなのだろう。
 だが、つけられた側にとっては心外な名前も時にはある。
 オオイヌノフグリ・ヘクソカズラ・ママコノシリヌグイ・ワルナスビ。あんまりだと思う人も昔からいたらしく、それぞれに別名もあるのだが、そちらのほうは定着していないようだ。いま挙げた4種ともに、派手でこそないがそれなりに美しい花をつける。オオイヌノフグリには『星の瞳』という別名もあるくらいだ。
 綺麗なバラには棘があるというが、茎どころか葉の裏側にまで鋭い棘を持つ(根性)ワルナスビの花のほうが、どこか厚化粧な感じのする薔薇の花よりも、私にとっては好ましいのだ。
 ヒュー・ロフティングのドリトル先生シリーズ・『月へ行く』の巻にドリトル先生が月世界の花と言葉を交わすくだりがある。また、植物にも感情があるらしいという研究結果を耳にしたこともある。
 視点をちょっと変えて、なな山の鳥獣草木達が、ヒトの知らない方法で会話を交わしているとすれば・・・我々一人一人に名前をつけて噂話をしているとすれば・・・私なんぞはどんな名前で呼ばれているのだろうか?
 想像すると、楽しいような、怖いような気がしてくる。
        『なな山だより』36号より、ブログ掲載にあたり一部改訂
  N田さん

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ママコノシリヌグイ。写真提供:写真AC https://www.photo-ac.com/

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どんと焼きに使うのはカヤ? それともススキ? [よもやま話]

「地域のどんと焼きに使うからカヤを刈り取ろう」と会長・T木さんの指示でバス通りの急勾配でススキを刈ることになる。この傾斜地の草刈りはとにかく大変。勾配が激しく急で刈払機で刈る際は、足が滑らないようにまず足下を固めてから作業を始める。移動は慎重にゆっくり行う。
今回はススキだけなのでカマで刈り取り、それをまとめ、運び出せるようにするのが作業。急傾斜での作業は同じだが、カマなら手間取るが安全に進められる。

「カヤとススキはどう違うの?」とよろず博士のS田さんに声をかける。「同じものかな。穂をススキというのかも知れない」と珍しく慎重な発言。何でも知っている知識豊富な先達なのだが……。「同じかも。地域によって名称が異なるのでは……」と近くで作業していたM本さん(夫)も加わる。ちょっと自信なさげ。

そこで調べてみた。
カヤという植物はなく、カヤは屋根などの材料として使う草の総称。ススキやヨシ、チガヤなどのイネ科の植物を指すようだ。これに対してススキは、堤防などに生えるイネ科の植物。同じじゃなかった。刈ったススキを、どんと焼きなどで使うときにカヤと呼ぶということ。

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ススキ。提供:「写真素材足成」(http://www.ashinari.com)

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なな山の里  深めよう会員の絆-リレー随筆 [なな山だより]

 なな山へは、自然に導かれるようにやって来ました。
 初めてなな山に来たとき、15年ほど前、車でなな山の前を通り、T字路でバスの後ろに止まってしまい、あまりの急坂に不安を覚え、右手を見ると鬱蒼とした緑が生い茂っていたあの場所だったんだと思い出し、何となく懐かしい気持ちになりました。
 どんなに寒くてもここに来ると暖かく、どんなに暑くても涼しく快適に過せる不思議な場所です。東の山から、きちんと手入れされた西の山を眺めると、多くの人たちが手を取り合い、この里山を守って来て今があるのだと感じられます。
 そのなな山もゆっくりですが、変化しています。次の世代へ上手にバトンを渡していくためにも、なな山に来て、楽しく仲間と作業をして過したいと思います。子供ころのように、咲いた草や木の花にときめいたり、巡る季節にワクワクして、他愛もないことで大笑いして…そして「よっこらしょ」の掛け声で今日も作業を始めます。
 もし、この仲間たちと知恵を出し合ってここに村を作ったら、きっと、とても楽しいだろうなあと、思っているのは、私だけでしょうか?
S々木さん
       「なな山だより」44号より

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S々木さんのはり絵はがき

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S々木さんのはり絵はがき

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シノダケ・ヒンメリ54 多面体のいろいろ:「六角穴のトーラス」の作り方・その3 [シノダケ・ヒンメリ]

第49回、50回で作り方を紹介した「六角穴のトーラス」をもう一つ作ってみました。

六角穴のトーラス.jpg
六角穴のトーラス

元ネタは、前回も紹介していますが、以下のページにあります。
http://metalogue.jugem.jp/?month=201510
・■多面体と多様体の世界
 図形ワークショップ…6角穴のトーラス作る
・2015.10.24 Saturdayで、見つけました。

前回は、下の図のような作品が出来ました。

前回作品.jpg
前回作品

シノダケ・ヒンメリでの「6角穴のトーラス」第1作としては出来たのですが、上の画像に比べて武骨な感が否めません。
もう一つ細い部材で、寸法を長くして新たに作ってみました。

今回作品.jpg
今回作品

いかがでしょうか。
作品の参考にしたトーラスに近づいたでしょうか。

シノダケ・ヒンメリの場合、結び目が小さいので、その分キレイに見えることが分かりました。
一方で、検証できていないのですが、前回より部材が細いことから、すべて同寸で作ることが難しいと分かりました。
よく見ると、何か所かで破綻していることが分かります。
新たに作るときの注意点としておきたいと思います。
  N山さん

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あけましておめでとうございます [よもやま話]

新年あけましておめでとうございます。

昨年は、例年の活動に加えビッグイベント「植物標本展」を開催し、なな山緑地の会の活動を広く世間に伝えることができました。

一方、台風の強風被害が大きく、伐倒せざるを得ない事態に遭遇しました。自然の猛威を実感することになりましたが、子どもたちの里山体験に向けた整備活動に励んだことも記憶に新しいことです。

都市近郊の里山を守ることの必要性を改めて感じ取った昨年でした。今年もさまざまなことに遭遇するかもしれませんが、なな山の緑を育んでいきたいものです。

今年もよろしくお願いします。

白梅.jpg
写真提供:「写真AC」(https://www.photo-ac.com/)

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