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榾木用のクヌギとヤマザクラの伐倒と榾木づくり [よもやま話]

2月12日の定例活動日は、シイタケとナメコの榾木用にそれぞれ、クヌギとヤマザクラの伐倒をおこないました。

ヤマザクラの伐倒後.jpg
ヤマザクラの伐倒後

ヤマザクラは、当初、広場前の三本立ちの一本を切る予定でしたが、直前に西の山のこれも三本立ちの一本を切り落とすことになりました。
切り株を見て分かる通りの外径木で大変な作業でしたが、なな山の伐木チームの実力がいかんなく発揮され玉切り、枝払いも無事に行うことが出来ました。

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ヤマザクラの切り株

定尺に玉切りされた榾木は一旦、園路脇に存知されました。榾木としては、少し太めですが十分な量となりました。

玉切りされたヤマザクラ.jpg
玉切りされたヤマザクラ

一方、クヌギの方は、伐木時の写真はありませんが、3本切って榾木を作りました。
こちらも榾木として十分な量が確保されました。

シイタケ用の榾木.jpg
シイタケ用の榾木

3月第2回目の定例活動日は、駒打ちです。美味しいキノコが出来るようにしっかり作業しましょう。
   N山さん

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どんど焼きの灰(草木灰)の行き先 [よもやま話]

今年のどんど焼きでは、あんこ(燃え草)の提供したことに始まって、燃え残った灰(草木灰)を頂くという顛末になりました。
しかし、畑に草木灰を巻くといってもどれくらいの量が使われるのか分からず、保管のことなどを心配していました。
しかしそれは、まったくの杞憂でした。
2月12日の定例活動日のことです。畑の畝づくりに先立って、堆肥に併せて灰も一緒にすき込まれました。26袋ほどあった灰のほぼ半分は、あれよという間に畑に撒かれました。

畑に撒く.jpg
草木灰を畑に撒いている

残りは、予定どおりS崎さんに貰ってもらいました。
S崎さんは「自然のモノが一番ですよ」といっていました。

考えてみると、これは一つの循環が上手く行った事例というべきではないでしょうか。
他のどんど焼で生まれた灰はどう処理されたのでしょうか。「いつもは、穴を掘って埋めている」といっていました。近郊の農家で欲しいと思う農家はいないのでしょうか。

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灰がすき込まれたあとに作られた畝

里山の恵みである薪がどんど焼きのあんこになりましたが、薪はいろいろな場面で使われているのも関わらず、なな山では行き場を失っています。処分するとたくさんの費用が掛かります。
今回のあんこの提供から草木灰の利用に至った一連の出来事は、なな山で活動を続けていく中でも「循環」を考えていく必要があると教えているのではないでしょうか。
   N山さん

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なな山の雪景色 [よもやま話]

今年は、2月10日に東京でも積雪がありました。今回は、翌日の午前中になな山の様子を見に行きましたので、その時のレポートです。

一枚目は、広場からの見た西の山の様子です。クズ掃きした上に雪が載って白く輝いて見えました。

一枚目.jpg

二枚目は、西の山の東向きの斜面の様子です。常緑樹のシラカシの足元には雪が積もるまでいかなかったようです。

二枚目.jpg

中の山もうっすらと雪景色。林床に積もった雪がいつもと違うしっとりした風情に感じました。

三枚目.jpg

東の山の北の入り口の景色です。白い園路が印象的でした。

四枚目.jpg

きれいな景色ばかりではなく、いくつか被害もありました。

中の谷の奥では、カクレミノが途中からぽっきりと折れていました。葉の上に載った雪とその後の雨の重さに耐えられなかったようです。

五枚目.jpg

東の山の北側での落枝の様子です。ナラ枯れの影響もあるのでしょうか、かなり太い枝が落ちていました。
同様の落枝が他にも3カ所ほどありました。

六枚目.jpg

シノダケも無事ではありませんでした。上の方に枝葉を繫らせたシノダケは、積雪の重みでお辞儀をしていました。

七枚目.jpg

一部のシノダケは、雪の重みで園路を塞いでいました。
一部は雪を払って起こしましたが、大概は、翌日までの好い天気で雪が解けて、ほぼ元の姿に戻っていました。シノダケのしなやかさに驚きました。

八枚目.jpg

久し振りに見たなな山の雪景色だったので、簡単に報告しました。
   N山さん

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現代の里山さがし -「グリーンサークル」から [よもやま話]

「多摩市に里山があった!」なな山のポスターのキャッチコピーである。では、なな山緑地は、今どんな里山なんだろう?そんな視点でなな山を紹介してみたい。

里山としてのなな山は、薪炭林であり落ち葉から腐葉土を作りと農家の生活を支える役割を担ってきた存在である。しかし今、その役割の多くを失っている。なな山を里山というには現代の我々の生活の中で新たな役割を得る必要があるのではないかと考えている。

なな山は、住まい(里)に近いことから、便利な位置にある。立地は好い。住宅地に囲まれていながら、一度山に入ればその景色は自然を身近に感じさせてくれる樹林に覆われている。なな山を巡ると景色に変化がある。冬の西の山は、コナラ、ヤマザクラなどの落葉と下草刈りにより創り出される風景がある。谷状地に植林したスギ・ヒノキの針葉樹との対比も出来る。中の山の雑木林は、樹種も多く、ヒサカキ・カクレミノなどの常緑樹があり風景の濃淡が深い。東の山は、シノダケ林の間伐を進めて来たことから清々しい風景となっている。場所毎に季節の変化があり緑地内を巡ること自体が楽しい。

なな山では「なな山の植物」という小冊子を作っている。山野草の種類が豊かだ。春になれば、日替わりに様々な山野草が咲き、日々の変化に触れることが出来る。冬には、実を付けるものも多い。観察していて飽きることがない。

しかしそれだけでは、里山とはいえない。里山の恵みを生活の中に取り込めないかと考える。
西の山は、これからのシーズン子供たちの声がこだまする。草刈りをした後の落ち葉の積もった山の斜面をソリ滑りしてシガラに突っ込む。小学校の恒例行事になっている。
なな山では定例活動日に加えて火曜日に木工クラブの活動を行ってきた。木工の他に最近チカラを入れているのがシノダケ・ヒンメリ作りとコウヤボウキを使った箒づくりだ。いずれも徐々にだがファンが増えている。クラフト系の作業も里山の恵みを生かす活動と考えて取組んでいる。

なな山には畑がある。里山の恵みである腐葉土による無農薬・有機農法を続けている。実生から育てたクヌギ・コナラなどの苗の育成もしている。環境教育の場に活用できるに違いない。
里山の活動といえば伐木と草刈りがメインである。毎年繰り返し作業が必要である。なな山には手つかずの場所もたくさんある。今年は大学生が手伝いに来てくれた。山に入って作業をして汗をかくことは楽しい。里山での作業を気軽に一日体験で楽しんでもらえないだろうか。

今年なな山では、どんと焼のあんこ(燃え草)として伐木した丸太を提供し、青少協のみなさんと薪作りをした。これまでも多摩めかいの会の材料のシノダケ採取の場所としてなっている。地域との繋がりもある。使われてこその里山である。
現在も里山さがしは続いている。
   N山さん

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カエンタケにご注意を! [よもやま話]

なな山緑地の会のみなさん

多摩市公園緑地から「カエンタケ注意情報」が出ています。

既になな山でも8月30日に東の山のコナラの樹のシテで見つかっていますので注意しましょう。
絶対に触らないようにしてください。


多摩市公園緑地課 猛毒キノコ「カエンタケ」注意情報
https://www.city.tama.lg.jp/0000015995.html

カエンタケ・位置図.jpg

カエンタケかしら?.jpg

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YouTubeに活動報告動画を公開 [よもやま話]

勘違いなどでドタバタしていた動画公開が、やっとYouTube「なな山緑地の会」チャンネルにアップできました。
動画制作はT政さん、公開はY田さんです。
7月10日と7月24日の活動報告動画2本が追加されました。

YouTube「なな山緑地の会」チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCjRTKsO1JEjif939_876HLw

Youtube.png

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スイカは活動日まで待ってくれないようです [よもやま話]

昨日8月6日、曇り空の中、なな山に行ってきました。
たまたま、S崎さんが来ていて、畑のスイカを見てくれた際に、この間の雨のせいもあるらしいのですが、実が割れているスイカが多数ありことが分かりました。
放置しておけないので収穫することにしました。

スイカ収穫.jpg
スイカ収穫

全部で6個ありました。
内訳では、完熟で直ぐに割れそうなもの1個。
割れが入っているものでも何とか一部を除いて、食べられそうなものが4個。
割れた上に腐食が始まっていて殆ど食べられない状態のもの1個、でした。

割れたスイカ.jpg
一個を除いて、割れているスイカ

少し割れたスイカ.jpg
こちらは、割れ方が少ないスイカ2個

スイカの収穫時期の今、活動日の間が三週間もあったので、食べ時と活動日の間にずれが生じてしまいました。
残念な状況ですが、定例活動日に食べられそうなスイカもあります。
カボチャも次回以降の活動日に収穫が見込めそうです。

少し残念な状況ですが、畑の収穫は、天候次第のようです。
テレビニュースでは、雹の影響で傷んだ梨の話や育ち過ぎて売るのが難しくなったカボチャや採れ過ぎて価格が下がって廃棄されたレタスの話が報じられていました。
なな山緑地の畑でも同じようなことが起こるのはあたりまえのことだと、知りました。

ところで、割れたスイカの行き先はどうしたのか?
保管も分配も難しいことから、基本的に三人で分担することにして、S崎さんに貰ってもらった他、私が2個をグリーンライブセンターに届けて、一番小さな一個をM岡さんにお願いしました。

T橋さんには、事後報告となりました。
自然相手の仕事には、思うようにならないことが多いですね。
   N山さん

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多摩市市制施行50周年記念感謝状を受領(報告) [よもやま話]

7月23日パルテノン多摩・大ホールにおいて、多摩市市制施行50周年記念式典が開かれ、多摩市長よりなな山緑地の会に対して感謝状を頂きましたので、その報告です。

記念式典.jpg

この式典では、なな山緑地の会も加盟している「多摩グリーンボランティア森木会」が、環境分野の15団体の一つとして感謝状を頂いているのですが、それとは別に、教育分野の20団体の一つとしてなな山緑地の会が感謝状を頂きました。
ほぼダブル感謝状と言えると思います。

感謝状.jpg
感謝状

この感謝状は教育分野とのことで、教育委員会からの推薦があったものと思われます。
なな山緑地の会が定例活動日の他に、これまで続けてきた保育園、小学校、中学校、大学などの教育機関等での観察会、工作、遊び場の提供など、イベントでの協力・支援してきた結果、頂けたものと思います。

なな山緑地の会の活動自体は、もうすぐ20周年を迎えようとしていますが、これからも引き続き次の世代に里山の良さを伝えていく努力が大切だと感じました。

ちなみに、今回は、式典自体には参加しませんでした。
先日、市役所で感謝状を受け取ってきました。
A田さんに式典会場で受け取ってもらえたら好かったなと思います。
A田さんは「水辺の学校」と合わせて、トリプル感謝状ではなかったかと思います。

なな山緑地の会の先輩たちの意思を引き継いで活動していくように頑張りましょう。
   N山さん

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感謝の気持ちは伝わっているでしょうか?~飛び地の草刈り~ [よもやま話]

先日の定例活動日の写真から二枚をピックアップしました。
個人的な感想なのですが、私は「とても感動した。」のです。そのことを伝えたいと思います。
私の感動の元になった隣接住宅の人の声掛けの話です。

今年は梅雨明けが早く、直ぐに酷暑。それに比べれば定例活動日は、少し暑さが和らいでいたかと思います。それでも陽が射した場所での活動はためらうような暑さでした。

今回の飛び地の草刈りは、バス通り同様に周りに住んでいる人たちとの良好な関係を保つために必要な作業で、欠かせないものです。でも、直接その場所を目にする機会の少ない遠い場所にあるので、会員にとって、どうしても意欲的に取り組む気持ちにはなれないものでもあります。

でも、アバウトに言えば、今回は、手が空いた人みなさんが、飛び地の草刈りに参加してくれました。私は、まずそのことに、正直、驚きました。
ここ数年間に何度か飛び地の草刈りを行いましたが、こんなに人手をかけてやったことはなかったと思うからです。

写真は、片付け終わりに近い写真ですが、たくさんのメンバーが来てくれていたのが分かります。

片付け後の飛び地.jpg
北の飛び地の草刈り終了時

こちらも飛び地ですが、車一台が止まるぐらいのところの広さにみなさん仕上げの手刈りをしてくれています。
この小さな飛び地では見られなかった光景だと思います。

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小さな飛び地をキレイにしようと手刈りをするみなさん

でも、お知らせしたかったことは、別なことです。
私が、小さな飛び地で作業をしていた際に、隣接住戸の方から冷たい飲みと「ありがとうございます。」の感謝の言葉を頂きました。みなさんに当たらなかったので、言いにくいのですが、「乾いた喉に、氷入りのグレープジュースはこんなに美味しいのか。」と思いました。その時は、写真と違って、三人で作業していました。・・三人だけにしか届きませんでした。
後で聞いた話ですが、同様に、広い方の飛び地の隣接住宅の方も冷たいものを用意してくれていたそうです。それが、「用意している間に、あまりに人が増えて、コップが間に合わなくなって」おやめになったそうです。・・そっと、伝えられた話だそうです。
冷たいものを頂くことは出来なかったのですが、隣接住宅の方に温かい気持ちがあったことは伝えることが必要と考えて、記事を作りました。

・・暑い時に温かいものは要らないよ~なんて言わないでくださいね。
   N山さん

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グリナード永山で森木会20周年パネル展示が開始! [よもやま話]

なな山緑地の会の皆様

7月12日よりグリナード永山の2階つばさ広場にて、パネル展示が始まりました。7月18日(月)まで展示されます。

お近くにお越しの際はご覧ください。
   I田さん

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