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夜のなな山で狩りをするフクロウ、そしてアカボシゴマダラの幼虫 [よもやま話]

過日、長池公園の小林さん一行がなな山の自然観察に見えました。
いくつか興味深い話を聴かせていただきました。
その一つは、フクロウの話。
山で、フクロウの羽根を見つけたそうです。

フクロウ羽根_IMG_1030_201220.jpg
フクロウの羽根

・・よくこんなものを見つけてくるもんだ!・・でした。
なな山にはドングリの実をつける木が多くあり、そのような場所にはアカネズミが生息しており、それを餌とするフクロウが夜、なな山で狩りをしている筈とのことでした。
どちらも夜行性で、我々の知らない夜の世界がなな山に広がっていることを想像させてくれる話でした。

同行の中には、虫の観察に優れた人も居て、アカボシゴマダラの幼虫を見つけて教えてくれました。

アカボシゴマダラ幼虫.jpg
アカボシゴマダラの幼虫

背中に6つの点が見えるでしょうか。
この点によりアカボシゴマダラの幼虫だと分かるそうです。
普通はこのような枝にくっついていることは無いそうです。
私にはこれを見つける人がいることに、目が点になってしまいます。
   N山さん

アカネズミ:どうぶつ図鑑(東京ズーネット)
https://www.tokyo-zoo.net/encyclopedia/species_detail?code=372

アカボシゴマダマ_IMG_9770_200802.jpg
アカボシゴマダラ

アカボシゴマダラ:多摩森林科学園と関東・中部地方のチョウ
http://www.ffpri-tmk.affrc.go.jp/chou-new/chou/tateha/akaboshi/7_akaboshigomadara.html

※フクロウの羽根をテーブルに載せて撮影しようとしたら、「色が近いからわかりにくくなる」とY元さん。ほかの人も素早く動き、何かを探し回る。「これでどう?」と羽根の下に枯葉を置く。「山に落ちていたのだから自然でいい!」と一同うなずく。一枚の写真にかけるみなさんの想いにビックリ。ありがとうございます。

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