二小「なな山で遊ぼう」中止の連絡が届きました

みなさま

昨夜、二小おやじの会から、１９日（明日）開催予定の「なな山で遊ぼう」企画の中止連絡が来ました。以下にその連絡を転載します。
公式ルートからは正式に連絡があるかもしれませんが、取り急ぎ、お伝えさせていただきます。中止の理由は、コロナ禍の下、昨日、東京でも連日感染者数が８００人越えの過去最高を更新し、東京都知事も「年末年始特別警報」を発するもとでの苦渋の決断とのことです。

以下、おやじの会からの中止連絡です。
　　　Ｙ田さん

「夜分に申し訳ありません。明後日に控えたななやまですが、ここ数日の状況を踏まえて中止と判断いたしました。

直前の連絡となり、連絡が二転三転した点はお詫び申し上げます。申し訳ありません。よろしくお願いいたします。」

ヒヨドリバナ 鵯花 キク科 － なな山だより《なな山植物誌》

初夏になるとヒヨドリバナが広場西の斜面や西の山の東斜面に繁茂します。キク科の多年草です。その中に網目のかかった黄色っぽい葉の一群があります。これはジェミニウイルス感染症にかかった個体です。このウイルスに感染すると、単純にいえば、光合成効率の低下→個体のサイズの縮小→枯死に至る、とのことです。宿主にダメージを与なえながらも、種としての確実な生存を意図するのでしょうか。

このウイルスは752年に孝謙天皇が詠んだ歌「この里は継ぎて霜や置く夏の野にわが見し草は黄葉ちたりけり（黄化している意）」と、その詞書「黄葉せる澤蘭（ヒヨドリバナのこと）一株を抜き取りて……」万葉集（巻一九）によって、夏季なのに黄葉したヒヨドリバナを詠んだ歌として、世界最古の植物ウイルスの記録とされています。千年以上も生き続けているのですから、まさしくｗithジェミニウイルスです。不思議ですね。
　　　Ｎ原さん　　「なな山だより」50号（2020年10月）より


正常なヒヨドリバナ


ジェミニウイルス感染症にかかった個体