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2022年2月の活動予定 [活動予定]

なな山緑地の会のみなさん

A田さんから2月の予定が届きました。

寒さも厳しくなります。
体調に気をつけて活動しましょう。

2月1日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工
・西の山草刈、野草保護
多摩めかいの会
・シノダケ採取・ヒネヘギ
2月8日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工
・西の山草刈、野草保護
多摩めかいの会
・シノダケ採取・ヒネヘギ
2月13日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・道路斜面クヌギ萌芽更新
・同上クヌギ間にウメの植栽
・西の山 刈り草・落ち葉クズ掃き
・西の山 シガラづくり4か所 刈り草・小枝片付け
・西の谷作業路と植生範囲の整備
2月15日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工、小枝木工
・東の山整備
多摩めかいの会
・シノダケ採取・ヒネヘギ
2月22日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ細工、小枝木工
・東の山整備
多摩めかいの会
・シノダケ林の整備
2月23日(水)
南鶴牧小学校なな山探訪 10:00~12:30
・初春のなな山探訪
2月27日(日)
なな山緑地の会 定例活動 9:00~15:00
・西の谷・道路斜面 草刈 片付け
・ナメコのホダギづくり
・枯損木伐倒片付け

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寒いなか予定の作業をすべて完了! - 活動記録(2022.1.23) [活動報告]

なな山緑地の会のみなさま

1月23日の活動観察記録です。
まだまだ寒い日が続きますのでお体を大切にお過ごしください。

次回は2月13日(日)となります。

2月4日(金)が立春ですから、暦の上では春ですが、実際の春は3月21日からとなっているらしいので、まだ寒い日だと思いますが、頑張ってご参加ください。

では、なな山でお会いしましょう。

K田さん

活動概要:
西側のり面のクヌギ伐倒、ホダ木作成、シガラ整備、西の谷道脇整備、西の山刈払い、ダイコン収穫、新人ガイド
参加者:
21人(男性11人、女性10人)
連絡事項:
1. 森木会運営会議報告・キノコ菌発注・20周年行事実行委員I田さんに委嘱。
2. 今日の作業・西側土手のクヌギを伐倒後にウメの苗を植える。
3. 西の谷の道と周囲の植生の整備。
4. 西の山刈払い。
5. 新人のガイド実施。
6. 安全担当者会議報告。
7. 2月6日(日)にエコメッセ府中人数が決まり次第連絡する。
8. グリ-ンボランティア初級講座対応お願い、昨年並みに。
9. ダイコン全て収穫し後を耕運する。
感想:
◇寒い日にもかかわらず大勢の参加者があり、新人の女性二人も元気に活動しており、また新たに男性一人から入会の申し込みもあり喜ばしいことです。
◇今日は事前に立案して計画に沿って各自がそれぞれ活動し、効率的な作業ができました。
◇寒いので少し早めに終了しましたが、計画した作業は全て完了しました。
◇次回からも寒さに負けないで元気に活動していきましょう。
◇私事ですがこの日午前中に3回目のワクチン接種を受けて来ました。このワクチンの効果で一日も早くコロナ禍が終息するよう願いつつ、なな山の活動に参加しました。

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クヌギの伐木

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手ノコでクヌギ伐倒

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クズ掃き(ブロー)

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下草刈り

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西の山の刈払い

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丸太の移動

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斜面の笹刈り

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シガラへの入れ込み

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ダイコンの収穫

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シュンラン

ホダ木作り.JPG
ホダ木作り

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皆で枝処理

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収穫後の耕運機かけ

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伐倒木の枝処理


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山のクズ掃き [よもやま話]

なな山緑地の西の山は、現在も里山状に管理されていますが、それは府中で農家を営んでいる住崎さんが、遺産相続に伴ってこれまで守り続けてきた里山が失われて行くことを避けたいとして多摩市に寄付されたことに因っています。
そんな里山としてのなな山緑地の西の山で今もなお続けられている一月のメインの作業が「クズ掃き」です。
今回は、住崎さんのクズ掃きの作業に居合わせたので、その様子を詳しくお知らせしようと思います。

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府中で有機農法による野菜作りに励んでおられる住崎さん

「クズ掃き」は、調べてみると300年以上も続けられているとのことです。
現在のなな山で住崎さんの作業がどんなふうに行われているのか、順に観てみることにします。
最初の作業は、下草刈りです。コナラ、クヌギが枯葉を降ろし始めるころが目安で、おおよそ12月に始まります。
今現在は、下草を刈る作業は刈り払い機で行っていますが、昔は、大変な作業だったと思われます。

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刈り払い機を操作している様子

次が作業の名前にもなっている「クズ掃き」です。山の斜面を熊手で上から下へと降ろす作業です。下草と枯葉を少しずつロール状にしながら下に進めるのがコツになっています。最近は、プロワーという機械で吹き飛ばすという荒業も使われていますが、そう簡単には集めることが出来ません。

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熊手でクズを集める作業の様子

集めたクズをシガラに移動するのですが、住崎さんは竹かごを使ってやっています。
調べると、この竹かごは、「はちほん」(掃き集めた落ち葉を入れるカゴ)と呼ばれるもので、今では入手困難な貴重品だそうです。

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「はちほん」にクズを入れる様子

掃き集めたクズを府中の畑に持って行くために住崎さんは、一度クルマに載せます。
昔はカゴを背負って運んだのでしょうか。ちなみに、なな山の活動では、クズをリヤカーに載せたり、箱状の布袋やブルーシートにくるみ込んでシガラに運んでいます。

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クズを車に積み込む作業の様子

なな山の活動では、クズをシガラに入れているのですが、乾燥したクズはとても嵩張るわけで、なな山では、シガラに人が入って踏み固める作業をします。住崎さんは、クルマの荷台に入れたクズに水をかけて体積を減らしています。
多分、水分を含ませることで発酵を進める効果もあるのでしょうが、その分重くなり、畑に到着しても、今度は、クズをシガラに入れるのも大変な作業になるとのことでした。

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クルマの荷台のクズに水をかけている様子

ちなみに、シガラに入れられたクズは、一年かけてほぼ土(腐葉土)になります。
毎回、前の年に入れたクズから出来た腐葉土を収穫の終わった畑に撒いて、耕耘機ですき込み、空いたシガラに今年のクズを入れるという作業になっている筈です。
正に、循環型の見本のような作業です。

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作業の途中に好い汗をかく住崎さん

住崎さんの話では、「畑の野菜は、人の足音を聴いて育つ」と教わってきたとのことでした。
畑の野菜は、手をかけるほど美味しく育つということではないでしょうか。
私たちもなな山の畑にシガラで作った腐葉土をすき込んで作った野菜を頂く機会がありますが、とても美味しいです。ちなみに、なな山のシガラは、カブトムシの幼虫のゆりかごです。カブトムシが食べた枯葉のフンが畑に撒かれて野菜を育ててくれていることになります。始点をコナラやクヌギの葉が繁るところと考えると、太陽の恵みを頂いていることにななります。美味しい筈です。

注1) シガラについて
柵と書いて「しがらみ」とあって、意味は、①木や竹でつくった囲い。やらい(矢来)。 ②しがらみ。くいを立て、竹や木を横に組んで川の流れをせきとめるもの。 ③とりで。小さな城。「柵塁」とあります。ここでは「しがらみ」のことを「シガラ」と表記して使っています。
注2) 腐葉土について
腐葉土とは土壌をより良い状態へ改善してくれる改良用土・補助用土です。枯れ落ちた落ち葉をミミズなどの虫や微生物が長時間かけて分解することで、葉が崩れて土のように変化した堆肥の一種になります。この腐葉土を土に混ぜることで土全体に微生物が増え、植物の成長を助けるふかふかの土にしてくれます。
   N山さん

**** ここから住崎さんのコメント ****

竹かごは、私が生まれる前から使われているモノです。先人たちは今の道具を観たら驚くと思います。
昔、下草刈は鎌(刃がのこぎりのような鎌)で刈っていました。50年前は、近所の農家は皆さんが、この山に来てくず掃きをしていました。前の道路も砂利道で巾1間(1820)程の広さと聞いています。
リヤカー等でクズを畑に運ぶこのは、大変な重労働だったと思います。

落葉に散水し畑に運び、「落葉と米ぬかと鶏糞」を混ぜて足で踏み固めます。数日たつと発酵が始まります。寒い朝方などは、堆肥から湯気が上がってきます。
手間暇を惜しまず先人たちが毎年山に入り「萌芽更新・くず掃き」を絶やさずこれからも続けて行きたいと思います。今の時代だからこそ、くず掃きを継承する大切を伝えたいですね。
   住崎さん

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なな山での活動の抱負 - なな山緑地の仲間 - なな山だより [なな山だより]

ある日、なな山の仕事道を一歩一歩足を運んでいたら、樹が草が、陽を浴び風にそよぎながら、話しかけてきた。
この緑地の人たちは、皆、優しく、穏やかで、共に暮らしていることに、生きがいを感じ、癒されます。こんな関係をこれからも続けたいですね。(I田)

はじめまして。この一年焦らず慌てず怪我用心!!&めかい籠を編もう。よろしくお願いします。(A宮)

なな山で作業を一所懸命します。(I田)

此処の良さは人と多彩な植生です。自然と協調できる空間を皆で話し合い、守って次世代に繋ぎたいと頑張ります。(U)

今年1年元気で活動に参加します。7月で85才になり、ここでの最高齢です。仕事は記録写真しかできませんが、「枯木も山のにぎわい」とご容赦ください。(K田)

自覚症状のないまま癌の手術を受け、戻ってみれば思わぬ展開の療養ですが、新しい発見の連続です。(S子)

最近間伐が少なく物足りない。広葉樹は固くて重くて片付けが大変。エンジン式ウインチ買いましょう。(S田)

私がくず掃き始めたのは2001年暮れから、母と一緒に始め今年で20年が経ちます。山の堆肥で農作業を続けます。(S﨑)

昨年、長年勤めてきた会長職を辞しました。約17年間の長きに渡り務めてこれたのは、皆さんのサポートがあってのことと厚くお礼申し上げます。これからは一会員として少しでも「なな山」の活動に寄与できたらと思っておりますので宜しくお願いします。(T木)

日本が苦心しているカーボンニュートラル。なな山でどれだけのCo2を吸収できているのかはわかりませんが、私達の活動が微力ながらも、地球を救ってるんだ~!という自負(壮大な自己満足?)を持って活動したいと思います。(T瀬)

観察農園では、全ての有機肥料で作物を栽培しており、新鮮さと美味しさを目指して、工夫と手入れに励んでいます。(T橋)

苗木を移植し「なな山」を若返らせよう!実生の櫟・コナラ達はその時を待っている。(H.D.)

ほとんど外出する事なく庭の命を観察して絵を描いた画家に熊谷守一という人がいる。なな山でそのような境地で暮らしたい。(NS)

ここ2年は休みがちだったので、22年は皆勤を目指します。(N田)

四季折々なな山に足を運ぶ度に自然の懐に抱かれるように感じます。この幸せが続きますように。(nj)

東の山を笹の美林にしたいと頑張ります。次にシガラを里山の景観に美しく収まるようにしたいと思っております。(M岡)

今年も植物保護の活動が出来たら、と思っています。でも老いの坂道。無理せずゆっくり、なな山の時間を楽しみたい。(M・M)

山に入り作業をして汗をかく。日頃抱えたムシャクシャが汗と一緒に流れていく。仕事で色々あった2021年。なな山が癒しになった1年でした。さあ22年。今年もなな山で〝トトノエたい〟。(Y田)

夏は涼しく、冬はあたたかく、私達を守り楽しませてくれる〝なな山”を次の世代にも伝えたい。(Y元)
   「なな山だより」54号(2022年1月)より

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アメリカオニアザミ -植物標本- [なな山緑地の植物標本]

植物標本は、植物がその時その場所に生えていたことの証であり、地域の自然環境の歴史的変化を知る唯一の手がかりとなっています。なな山緑地の会では、2016年より緑地内の植物調査を兼ねて牧野標本館へ寄贈するべく植物標本を作っています。
制作:なな山緑地の会 植物標本プロジェクト
同定協力:内野秀重さん

このコーナーでは、2016~2017年制作した標本を随時紹介していきます。原本をご覧になりたい方は、N原さんに声をかけてください。

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アメリカオニアザミ

採集日:
2017年6月27日
生育環境:
アズマネザサの林縁
ノート:
舗装道路の際
整理番号:
No. 342-2

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久しぶりに子どもたちがなな山を駆け回った! - 2小おやじの会「ななやまで遊ぼう」(2021-12-18)報告 [連携イベント]

2021年12月18日土曜日、多摩第二小学校のおやじの会主催で「ななやまで遊ぼう」というイベントを開催しました。

最近は新型コロナウィルスの感染症対策で外遊びの機会が減っていたこともあり、久しぶりに開催したイベントには子どもたちだけでなく保護者の皆様もたくさんご参加いただき、午前、午後の二部制でしたが、合計で120人ほどの方々に参加いただきました。

子どもたちは、ターザンロープやブランコ、木の葉の滑り台など、木々や斜面を使った自然の遊具で、思い切り身体を動かして楽しんでいました。
ななやまを子どもたちが駆け回り、子どもたちの楽しそうな声が響いていたのは、本当に久しぶりの風景で、やっと以前の生活が戻ってき始めていることを実感しました。

また、ヒンメリ作りや木工、弓矢作りも夢中で取り組み、各自が自信作を家に持ち帰りましたが「時間が足りなかった」という声もありました。

ななやまでは、子どもたちにとって本当に大切な時間を過ごすことができました。
ぜひ来年以降も続けていきたいと思います。
多摩第二小学校 おやじの会 T井さん

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なな山の保全活動、新年行事「山初め」について [よもやま話]

なな山緑地の会の活動記録でも「山初め」の神事について報告しましたが、今回は少し詳しくお知らせしよう思います。

■「山初め」とは
古来より雑木林は、生活林として、地域に暮らす人たちの生活に欠かすことが出来ないものでした。
住居・家具・生活の道具の木材利用として、燃料・エネルギー源の薪・炭として、食糧・農産物生産の基本的な肥料・堆肥作りの落ち葉の利用として、そして心の癒しや拠り所として等、その存在価値は計り知れないものがあります。

現在は、その存在価値が希薄になっていますが、なな山緑地の会では、雑木林の本来的は姿形・役割を引き継ぎ、育んできた文化も含めて将来につなげていく活動を、微力ながら継続しています。その中で、新しい年の初めの活動時に、「山初め」の儀式を行っています。

雑木林を人々は単に「山」と呼んでいて、山を敬い、山での仕事の安全を願い、山の恵みを頂くために、新たに仕事を進めるとき、山で仕事始めの際に行う神事を単に「山初め」といいます。
生活材の場であった時代は、山仕事は主に秋から春の初めごろまで行われたため、新年に限るものではありませんが、なな山では、正月明けの最初の活動日に行うこととしています。

■準備
山の中心になる辺りの中心になる樹木を「ご神木」と定めます。
この木に、しめ縄を巻き、偶数本の紙垂(幣束とも言います)を下げれば、その木に山の神が降臨します。

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お神酒・お米・塩を供え、ノコギリ・鎌・鉈などの刃物(今風ではチェーンソー・刈り払機など)もお供えして準備完了です。

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準備の様子と神事に参加した面々

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ご神木にしめ縄を巻き、ご神木の周りに山仕事の道具を並べました。

この儀式では、働く山の無事を願うとともに、働く人たちの安全と地域を含めた関わる人々すべての無病息災を祈願します。

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*なな山でのお酒(お神酒)は、多摩の地酒「原峰のいずみ 純米吟醸」(多摩市内の湧水と多摩の水田で収穫されたお米を多摩自慢の醸造所「石川酒造(福生市)」で精米、仕込んだもの)を使いました。

■山初め
拝礼は、多摩地域の習わしでは、「三回の手ばたき」を行ったとありますので、現在の一般的な拝礼に則りながら、「拍手の三回うち」を取り入れています。
それで、二礼 三拍手 一礼(二拝 三拍手 一拝とも言います)を行います。

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山初めの伝統にそって「二礼 三拍手 一礼」により祈祷の様子

拝礼の後、年男年女がお神酒・お米・塩を東西南北に散布して、山全体を清めます。
これで儀式は終了します。

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年女年男3人が山を清めているところ

なな山では、A田さんから段取りの説明があり、無事に神事を執り行うことが出来ました。
冒頭にあった「山初め」の由来にも触れ、更に、継続することの大切さを感じました。

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A田さんから段取りの説明の様子

最後に、お神酒を頂き、参加者全員で山を守っていく気持ちを確認しました。
これからもこのような行事を引き継いでいきたいと思います。

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   記事作成:A田さん、写真撮影:K田さん、文責編集:N山さん

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「なな山だより」54号をホームページで公開! [なな山だより]

なな山緑地の会のみなさん

1月9日の活動日「なな山だより」54号が配布されたので、なな山緑地の会のホームページで公開しました。パソコンとスマホでご覧いただけます。

54号は、会員一人ひとりがなな山での活動の抱負を語っています。また、秋から冬にかけて開催されたイベントの報告も数多く掲載されています。好評のなな山植物誌も必見です。

是非ご覧ください。

 なな山緑地の会ホームページ https://nanayamaryokuti.jimdofree.com/

ホームページ上部の「なな山だより」をクリックすると、なな山だより54号が枠内に表示されます。ここで読むこともできますが、ダウンロードすることも可能です。ダウンロードする場合は、54号のプレビュー下部に54号の「ダウンロード」ボタンがあります。印刷したい、拡大して見たいといった場合にご利用ください。

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なな山だより54号

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天気に恵まれ良い山初めができた! 実のある意見交換会を開催! - 活動記録(2022.1.9) [活動報告]

なな山緑地の会のみなさん

1月9日(日)の活動記録を作成しました。
お天気に恵まれて良い山初め儀式ができましたね。
今年のなな山は良いことに恵まれますようにと山神様にお願いしました。
今年一年みんなで力を合わせて楽しく活動いたしましょう。
 
次回の活動日は1月23日(日)です。
なな山でお会いしましょう。

K田さん

活動概要:
山初め神事、落ち枝拾い、西の山刈払い、耕運機かけ、西の谷奥整備、ダイコン収穫、意見交換会開催
参加者:
22人(男性12人、女性10人)
連絡事項:
1. 山初め神事の後、落ち枝拾いなど各自自由に作業とし、13時から意見交換会を行う。
2. ダイコンを一人一本自ら抜いて持ち帰る。
3. 2月6日(日)にエコメッセ府中が子供たちをなな山に連れてくる。
4. なな山だより54号を配布する。
感想:
◇明けましておめでとうございます。山初めの朝は爽やかに晴れて今年一年を占うような朝でした。
◇皆さん晴れやかな笑顔で集合写真に写っています。
◇思い思いになな山を綺麗する活動をしました。きっと良い一年になるでしょう。そう心から願っています。
◇女性陣が西の谷奥のサイハイランを守るため周囲の清掃、雑草取りをしました。
そうしたら新たなカラタチバナを見つけてくれました。ヤブの陰になっていたので鳥に喰われないで残っていたようです。フレッシュな赤色が綺麗です。花言葉は富、財産とお正月にふさわしい縁起のいい花ですね。

安全祈願.JPG
安全祈願

お神酒塩を撒く.JPG
お神酒塩を撒く

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ブロワーで落葉集め

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西の山刈払い

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西の谷ごみ清掃

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西の谷奥整備

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落枝拾い

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ウメの剪定

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耕運機作業

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意見交換会

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意見交換会

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カラタチバナ

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動画によるなな山ヒンメリ講座、学生の意識向上に影響あり - 甲野論文 [シノダケ・ヒンメリ]

なな山の里山保全活動に参加・協力していただいている甲野先生が、なな山で開催した授業などをもとに研究論文を発表しました。コロナ禍で対面授業が制限されるなか、オンラインを取り組んだユニークな講座です。

以下は甲野先生の紹介文です。

この度、2021年度環境情報科学、研究発表大会に甲野が研究発表を致しました。発表したのは、今秋に同学会の論文集に投稿した「オンライン形式による自然体験型授業の効果 里地・里山への意識の検証を通して」であります。簡単ではありますが、ここに研究内容を紹介させていただきます。

大学などではコロナ禍においても,学生の学びの機会を確保するためにオンライン形式の授業が実施されました。本来は自然の中で実施するような授業でさえも、その実施が求められ、オンライン形式による自然体験型授業を実施することになりました。

その形態は、動画を通して自然体験しているかのような擬似体験と実際の家庭での体験を組み合わせたものであり、学生は快適な環境の自宅で自然体験のようなものをすることが可能となります。

様々な場所で動画を撮影しましたが、なな山緑地では、アズマネザサの草刈りシーン動画(甲野がウェアラブルカメラを身に着け、林床の草刈りをし、その様子を視聴者は擬似体験できる)と中山講師によるヒンメリ講座動画が撮影されました。また学生は、自宅に郵送されたなな山産の材料を活用し、中山講師による作り方を伝える指導動画を見ながら、実際にヒンメリを作成しました。

そしてアンケート調査結果によると、里山を守りたい、自然環境を守るために地産地消をしたいなどの里地・里山への意識と気持ちが向上していることが示されました。オンライン形式の授業であっても学生達への効果があることが判明したのです。そして意識向上の促進要因として、楽しさを認識できるような自然素材クラフト工作を、学生は評価していることがわかり、動画を通したヒンメリ作成講座は、学生達の意識向上に寄与していることが明らかにされました。

詳細はこちらです。-203-309_環境情報論文集35.indd (jst.go.jp)>
<https://www.jstage.jst.go.jp/article/ceispapers/ceis35/0/ceis35_203/_pdf>

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