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収穫の秋、紅葉の秋、活動の秋、そして台風一過の秋! - 活動記録(2019.10.27) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No. 375 (2019/10/27) を作成しました。(M崎さん)

昨夜からの雨も上がり爽やかな朝、久し振りに顔を出す仲間も加わり大勢の参加者が集まった。やる事が沢山あり、優先順位を付けて各自作業に取り掛かり汗を流した。

緑地内の危険な木を伐倒した。根が半分浮上がって傾いたヤマザクラは既にコナラに半分覆い被さっていて、心配していた通り掛かり木になった。チルホールで引っ張る方向を変更して倒すことが出来た。別のコナラの伐倒は思い通りの方向に一発で伐倒することができ対照的だった。

ハヤトウリ、シイタケ、ダイコンの間引き菜、ニラと種々の野菜の土産が有り、収穫の秋を感じる活動日だった。

次の活動日は 2019年11月10日(日) です。 
ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
ハヤトウリ・ニラの収穫、飛び地の刈払い、ヤマザクラ・コナラの伐倒と後処理、ダイコンの間引き等
参加者:
21人(男性11人、女性10人)
連絡事項:
1. 大雨の合間の活動日でやる事が多い。
2. 傾いたサクラの伐倒。
3. 飛び地の刈払い。
4. 11/4めかいの会講座前に通路の整備。
5. 前回蜂に2名が刺された。スズメバチは未だ活動しているので注意。
6. ハヤトウリの収穫
7. ダイコンの間引き
8. ニラ今年最後の収穫。
9. 運営会議の連絡事項: 11/23 森木会の総会で欠席の人は委任状を提出、合同研修会 高所作業等。
感想:
久しぶりに大勢の参加があり活動の秋、又、種々の野菜のお土産があり、収穫の秋の感じでもありました。
根が半分浮上がって傾いたヤマザクラは、他の木に半分覆い被さった状態だったので、心配していた通り掛かり木になったが、チルホールで引っ張る方向を変更して最終的に倒すことが出来た。
コナラの伐倒は思い通りに倒れてホッとした。
チャップスとイヤーマフの購入手配を進める事になった。


ヤマザクラの伐倒.JPG
ヤマザクラの伐倒

伐倒木の枝払い.JPG
伐倒木の枝払い

コナラの伐倒.JPG
コナラの伐倒

飛び地の刈払い.JPG
飛び地の刈払い

可愛い立て札.JPG
可愛い立て札

空中になるハヤトウリ.JPG
空中になるハヤトウリ

ハヤトウリの収穫.JPG
ハヤトウリの収穫

ダイコンの施肥と土寄せ.JPG
ダイコンの施肥と土寄せ

キチジョウソウ_記録_191027.JPG
キチジョウソウ

シイタケ_記録_191027.JPG
シイタケ

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なな山緑地の11月の活動予定 [活動予定]

皆さん

相田です

11月の活動予定です。
メールで受け取れない方には、活動日に印刷してお渡します。
よろしくお願いします。

11月4日(月)
多摩のめかいづくり講座 9:00~13:00
・シノダケ採取・ヒネヘギ実習
11月5日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・緑地名板づくり
・餅つき臼づくり
・シノダケ・ヒンメリづくり
・めかい木工
11月10日(日)
なな山緑地の定例活動 9:00~15:00
・風折れ木・枯損木 伐倒片付け
・西の谷斜面草刈り(希少植物確認)
11月12日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ・ヒンメリづくり
・餅つき臼づくり
11月19日(火)
なな山木工クラブ活動 10:00~15:00
・シノダケ・ヒンメリづくり
・餅つき臼づくり
11月23日(土)
グリーンボランティア森木会
・合同研修会(高所作業) 9:30~12:00
・総会 13:30~16:00
11月24日(日)
なな山緑地の定例活動 9:00~15:00
・東の山・折れ枝木伐倒片付け(希少植物確認)
・西の谷・斜面草刈り
予告
12月7日(土)
南鶴牧小学校・なな山観察会復活
12月15日(日)
多摩第二小学校・なな山で遊ぼう


アザミ_IMG_7342_191027.JPG
アザミ

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シラネソウ、いやミヤマシラネソウ? [よもやま話]

緑は好き、でも植物は不得手。生きものは植物に限らず昆虫とか魚も苦手だ。「きれい!」と見て楽しめれば事足れり。充分満足してしまうタチである。

とはいえ気になるのが植物の名前。「おお、綺麗に咲いたね」とカメラに収めるのはやはり花。で、ちょっと気になり調べてみる。これが当たりませ~ん。あまりに種類が多く、似たような花が次から次と出てくる。図鑑や画像検索で調べても、まず10点中1点ぐらいしか当たらない。0点ということだってある。人がいう「見なれていないから」。確かに。関心がないので、見る習慣も、名前を覚えようという意欲も欠けているのだろう。

と悩んでいると「シラネソウって言えばいいんだよ」と植物博士のN黒さん。「シラネソウ?」。そんな花があるのか、と合点(あとで調べてみたら、もちろんそんな花はありません)。
そこへ、これまた植物博士のI井さんが登場。「ミヤマシラネソウとかいうと、それらしいでしょう」。「???……」(やはりありませんでした)。これで植物素人の調べる意欲がゲンナリ。

シラヤマギク_IMG_7004_190922.JPG
シラヤマギク(花)

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シラヤマギク(葉)

ウリクサ?_IMG_7079_190922.JPG
ウリクサ(花)でしょうか?

ウリクサ?_IMG_7073_190922.JPG
ウリクサ(全体)でしょうか?

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ヤブミョウガ(実)

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ヤブミョウガ(葉)

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シノダケ・ヒンメリ73 グリーンライブセンターに飾ってみました [シノダケ・ヒンメリ]

シノダケ・ヒンメリ作品を屋外に飾る取り組みをしていますので、前回に続いて紹介します。
場所は、第70回でも紹介したグリーンライブセンターの庭に張り出した庇の下です。

これまでもグリーライブセンターで継続して大きな作品を飾ってきたのですが、今回は新たな作品を作って展示しました。庭のステキな景色に負けない大きさを目指しました。

庇の下に飾り付けられたシノダケ・ヒンメリ.jpg
庇の下に飾り付けられたシノダケ・ヒンメリ

作品は、シノダケ・ヒンメリを始めたころに作った「正八面体の一辺を6分節」したものとなる予定ですが、途中で止めて、二つのパーツによって構成する形にしました。
一定期間は現在のままにして飾り、最終的に一つの正八面体にして飾る予定です。
現在の形で観るのはしばらくのこととなりますので、是非、観に行ってください。

なお、現在時点で作品の部材点数は、792本で、過去最多・最大の作品です。
また、完成時には、1098本となる予定です。こちらも楽しみにしてください。
  N山さん

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スケッチ作品展のお知らせ [よもやま話]

趣味で描いているスケッチの作品展が今年も開催されます。
会場は、例年とは異なり連絡ブリッジギャラリーです。
私は水彩スケッチ画を3点、展示します。
ご来場いただければ幸いです。

     記

○日付:2019年10月31日(木)~11月5日(火)
○受付:10時30分~16時30分
○会場:京王聖跡ショッピングセンター 5階連絡ブリッジギャラリー
    京王百貨店B館とアートマンA館の5階連絡通路

私は、2日(土)午後、会場にいる予定です。
   K田さん

作品展.jpg

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アマドコロ -植物標本- [なな山緑地の植物標本]

植物標本は、植物がその時その場所に生えていたことの証であり、地域の自然環境の歴史的変化を知る唯一の手がかりとなっています。なな山緑地の会では、2016年より緑地内の植物調査を兼ねて牧野標本館へ寄贈するべく植物標本を作っています。
制作:なな山緑地の会 植物標本プロジェクト
同定協力:内野秀重さん

このコーナーでは、2016~2017年制作した標本を随時紹介していきます。原本をご覧になりたい方は、N原さんに声をかけてください。

20160729MAK025アマドコロ.jpg
アマドコロ

採集日:
2016年5月1日
生育環境:
西の山、落葉樹の南斜面、広場との境、林床
ノート:
落葉樹の南斜面、陽当たりの良い広場の境に何株かかたまって生育
整理番号:
No. 062

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安全講習会、イベント・活動紹介、リレー随筆、なな山植物誌など-なな山だより47号発行 [なな山だより]

なな山緑地の会「なな山だより」47号が、10月13日(日)の活動日に発行されました。

刈払機やチェンソーなど、扱いによっては危害をもたらす機械を安全に使う活動について「安全講習会」を開催しました。その報告がトップページに掲載。

また、当会のメンバーが係わるイベントや活動の報告は圧巻です。ガーデンシティーこども祭りでは木工作りを、帝京大学関連講座では里山体験やシノダケ・ヒンメリ作りを行いました。好評の会員によるリレー随筆、興味が深まる「なな山植物誌」(今回はキバナアキギリ)も面白いです。

47号の内容は、下記の当会ホームページからダウンロードしてご覧いただけます。

「なな山緑地の会」ホームページ
https://nanayamaryokuti.jimdofree.com/なな山だより/

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なな山だより47号

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台風一過、林内の折枝・落枝を調査し片付け! - 活動記録(2019.10.13) [活動報告]

なな山緑地の会の皆さん

活動記録 No. 374 (2019/10/13) を作成しました。(M崎さん)

台風一過の爽やかな活動日でしたが、参加者がやや少なかったのが残念です。

台風の被害の調査で遊歩道上の落ち枝を取り除きながら、折れ枝・垂れ枝、倒木などを見て回った。中の山から東の谷の一部で遊歩道に迫る掛け崩れや株が持ち上がり、以前より傾いた木が数本見つかった。その他伐倒する計画の目印に赤いテープを巻いた。

皆さん、台風の被害は有りませんでしたか?(ここからM崎さんの避難体験記です)

関戸では避難勧告が出たので、1階に有る物を出来るだけ2階に移動し、昼少し過ぎに避難所の一つである総合体育館に避難しました。

受付で住所・氏名・性別・年齢等を登録して、だだっ広い第二アリーナに入ると既に半分以上のスペースは埋まっていました。ブルーシートで自分たちが横になれるスペースを確保し一息つきましたが、床の上なので座っていても、横になっていても寛げません。

アリーナにはテレビもラジオも無く、外部の状況はほとんど判らないので、多くの人はスマホで情報収集していました。3時頃に毛布の配布が始まり、毛布の上でなら、少し寛げるようになりました。

この頃から避難者が増えたので、第一アリーナも解放され、第二から移動するグループもいました。夕方には毛布と床マットの配布が有り、床マットは柔らかく暖かいのでこれなら何とか眠れると思いました。

受付を済ませた後、ビスケットの無料配布は有りました。自分たちはおにぎりと飲料水を持参したので利用しませんでしたが、夕食時の軽食と飲料は有料だった様です。

10時半ごろから、荷物をまとめて帰宅するグループが出始めたので、我々も帰宅する事にして、11時に避難所を後にしました。

今回の避難体験を通して、どんなタイミングで避難所に行ったらよいか、何を持参すれば良いか等、次回はもっと事前に準備して置く事が必要と感じました。

次の活動日は2019年10月27日 (日) です。 
ではまた、なな山でお会いしましょう。

活動概要:
緑地内の台風被害調査、コナラ・サクラ枯木の伐倒・その後の処理、広場・歩道沿いの刈払い等
参加者:
14人(男性10人、女性4人)
連絡事項:
1. 昨日の雨で滑り易いので、斜面の作業はしない。
2. 昨日の台風の影響を緑地内を回って調査する。
3. 緑地内のキノコの標本写真を撮る提案。
4. スズメバチは15℃以上では活動をするので注意の事。
5. 緑地内を調査して、危ない垂れ枝や倒木の調査をし順次伐倒を進める。
6. 甲野先生の調査に協力する。
7. なな山だより47号を配布する。
感想:
台風一過で爽やかな活動日でしたが、参加者が多少少なかったのが残念。
中の谷では沢山雨の湧水が集まり、せせらぎの音を響かせながら遊歩道を流れていた。
伐倒したコナラの枝払いをしている最中に会員2名が手袋の上からハチに刺された。
1名は小指を、1名は拳のごつごつした所でポイズン リムーバを試みたが、刺された場所の特定が難しい事と、密着させる事が難しく、効果が無かった。
腫れは当初より引いたが、夜になったら隣の指の方に広がり痒みが伴ってきた。


台風被害調査.JPG
台風の被害調査

中の谷道が小川になっている.JPG
中の谷道が小川になっている

コナラ伐倒.JPG
コナラの伐倒

倒れたコナラ.JPG
倒れたコナラ

のり面の草刈り.JPG
のり面の草刈り

歩道沿いの刈払い.JPG
歩道沿いの刈払い

伐倒木の枝払い.JPG
伐倒木の枝払い

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オケラ

ゴンズイ(実)_記録_191013.JPG
ゴンズイの実

ススキ_記録_191013.JPG
ススキ

ハヤトウリ_記録_191013.JPG
ハヤトウリ

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クヌギの枝に花のようなものが付いている! なに? [よもやま話]

「ちょっと来て! これなんだか分かる?」とT木さん。聞かれても……ムムム。植物とは縁遠く生物苦手の酔狂にはチンプンカンプン。分かるのは、見たことがない、珍しいといこと。博物博士のA田さんに声をかけると「ちゅうえい、かな?」。さらに頭が空回り。

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クヌギエダイガフシ。花や実のように見える。

調べてみると、昆虫が作った巣のようなもので、これを「虫こぶ」とか「虫えい」「ゴール」「フシ」と呼ぶ。この虫こぶを作ったのはクヌギエダイガタマバチで、こぶにもな飴がありクヌギエダイガフシ。クヌギのエダ(枝)に作られたイガ状のフシ(虫こぶ)から命名された。ちなみにこの昆虫タマバチの名前は、クヌギ+エダ(枝)+イガ+タマバチ。

虫こぶはクヌギに限らずさまざまな植物に作られるが、成長期の若いクヌギは虫たちに人気があり、夏8~9月、タマバチやアブラムシ、タマバエなどが虫こぶを作る。作る場所は枝もあれば、葉裏もある。虫こぶは寄生した植物から栄養を吸収するため、なかには植物が枯れることもある。9月頃サナギに成長し、10月頃成虫に羽化してそのまま越冬するようだ。

昨年の9月にはクヌギの葉裏に虫こぶが付いていた。これは、クヌギハケタマバチ。クヌギ+ハケ(葉毛?)+タマバチから命名。

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クヌギハケタマバチの虫こぶ。昨年9月にクヌギの葉裏に発見した虫こぶ。若いクヌギの葉裏に作られる。

クヌギハケタマバチの虫こぶ_IMG_5538_180923.JPG
クヌギハケタマバチの虫こぶ。これも昨年発見した虫こぶ。気色悪いと枝ごと切り落とした。

・虫こぶ美術館
https://kinomemocho.com/sanpo_gall.html

・趣味の自然観察、デジカメ持ってお散歩
http://shizensanpo.seesaa.net/article/454165532.html

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なな山の自然の中で [よもやま話]

丁字路の突き当たりのこんもりと茂った木々。春には山桜が淑やかに咲き、雨とともに山が若々しい緑でふくらんでゆく。そして晩秋にはすっかり葉を落とし、ほっそりとした木立が風を受けて揺れる。自宅の窓から四季折々の姿を見せるその林に何とはなしに気を惹かれ十余年を過ごしてきたが、昨年、その林が「なな山」という名前で、ボランティア活動の場となっていることを知った。
ちょうどその頃、私は夏休みの自由研究の助手として、息子に連れられ近所の昆虫の写真を撮り溜めていた。以前から自宅周辺に虫が多いことは知っていたが、撮った写真を図鑑で調べつつ分類していくと、その種類の多いこと。カブトムシやノコギリクワガタといったメジャーどころは勿論のこと、ヤマトシリアゲムシやジョウカイボンなど、今まで名前を聞いたこともなかった昆虫まで、軽く100種を超える種類の虫たちが棲んでいることがわかった。気になって都心の公園でもじっと見てみたが、鬱蒼と大木が生い茂る公園であっても昆虫の数と種類は格段に少なく、改めて多くの種類の昆虫を育む多摩の自然環境の広がりと深さを感じさせられた。そんな折、なな山で活動されているご近所の方とお話したことがきっかけで、昨秋より、なな山の活動に参加させて頂くこととなった。そして、活動にあたっての基礎的な知識や技術を身につけるため、このグリーンボランティア講座を受講するに至った次第である。
本日第4回の講座では、新緑に霞がかる霧雨の中、相田さんのご案内でなな山の植物を見て回り、キンラン、ササバギンラン、エビネ、そしてタマノカンアオイの干し柿のヘタのような珍しい花、その他初めて見る珍しい草花を見たが、何と言ってもキンランである。以前も何度かご案内いただき、山のあちらこちらにキンランがあることは知っていたが、初めて目にするその黄色い可憐な花に一気に魅せられてしまった。気の早い話であるが、もう来年が待ち遠しくてたまらない。自宅からは、その外観しか見ることができなかったなな山であるが、足を踏み入れると、落葉樹中心の明るい西の山、常緑樹が鬱蒼と茂る中の山、そしてアズマネザサの茂みのある東の山と変化に富むなな山を全身で感じることができる。こんなにも身近な場所にこのように多くの景色があるとは思いもよらなかった。昔ながらのなな山を残すために寄付された住崎さんの思いに感銘を受けつつ、登り道下り道、一歩一歩踏みしめた。
  Jさん記 グリーンボランティア初級講座会報「櫟」より

西の山の秋.JPG
秋の西の山

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