SSブログ

春本番から初夏へ装いを変える里山-なな山レポート(2020.5.11) [よもやま話]

なな山緑地の会の皆さま

ゴールデンウイークは終わりましたが、非常事態宣言は継続されました。外出自粛でステイホームを継続するしかないようです。もう少しの間の辛抱というところです。頑張りましょう。
ということですが、外の空気を吸うことも必要です。人との接触を避けながら、また、なな山散策に行ってきました。この一週間でまた随分、花の様子が変わっていました。
好評により(?)撮ってきた写真の一部を紹介したいと思います。

ダイコン.jpg
畑の大根は間引かれて、すくすくと育っているようでした。

アマドコロ.jpg
アマドコロも花先を開いていました。

ハンショウヅル.jpg
ハンショウヅルは、支柱を立ててキレイにしたことで、立派な花をつけていました。

ヤマツツジ.jpg
西の山のヤマツツジも満開でした。

ホウチャクソウ.jpg
東の山のシノダケ林の中でサイハイランを見つけました。

チゴユリ.jpg
同じく、東の山のシノダケ林の中にチゴユリの群落を見つけました。
シノダケ林の間伐の成果でしょうか。

エビネ.jpg
環境の違いからでしょうか、エビネがまだ花をつけていました。

変な話ですが、例年よりも、なな山の草花の豊かさを感じます。
   N山さん

コメント(0) 
共通テーマ:地域

なな山だより49号をホームページで公開しました [なな山だより]

なな山緑地の会のみなさん

昨日I田さんからお知らせがあった「なな山だより」49号を、なな山緑地の会のホームページで公開しました。パソコンとスマホでご覧いただけます。

 なな山緑地の会ホームページ https://nanayamaryokuti.jimdofree.com/

ホームページ上部の「なな山だより」をクリックすると、なな山だより49号が枠内に表示されます。枠には1ページしか見えませんが、2~4ページは下部に隠れています。1ページのデータにマウスポインターを合わせ、マウスのスクロールボタン(まん中にあるボタン)を手前にクルクル回すと、隠れているページが出てきます。逆に奥に回すとページが下がります。

文字を大きくしたいという場合は、マウスポインターを1ページに合わせ、Ctrlキーを押したままスクロールボタンを奥にクルクルと回します。

印刷したいという場合は、なな山だより49号の枠のさらに下に「ダウンロード」ボタンをあります。これをクリックすればパソコンに保存できます。

是非ご覧ください。

ホームページ.jpg
ホームページ なな山だよりページ

コメント(0) 
共通テーマ:地域

なな山だより49号発行のお知らせ [なな山だより]

なな山緑地の会、会員の皆様

皆様いかがお過ごしでしょうか? すでに、メール等によりご承知かとは思いますが、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、5月末までなな山の活動は休止となっています。

本来であれば明日の定例活動日に「なな山だより49号」を発行予定でしたが、残念ながらお渡しすることができません。そこでS子さんにご協力いただいて、なな山のホームページに掲載することにしました。なお、本誌実物は活動が再開されましたら、お渡しします。

今回のなな山だよりも充実した内容です。
1ページ目はI井さんによるキンランの草本分布です。とてもわかりやすく、きれいな地図をI井さんご自身で描かれています。
2ページ、3ページはイベント紹介と植物誌です。2月、3月とわずか2か月の間にたくさんのイベントがありました。どのイベントも興味深いものばかりです。
4ページは1月から3月までの活動日記です。余ったスペースには活動自粛になった後、咲いた花たちを載せています。

なな山はいつも通り、草木が生え、花が咲いています。再開されたら、作業がたくさんあるでしょう。それまで皆様体力温存して、どうぞお元気にお過ごしください。

掲載は明日、5月10日(日)です。ホームページではカラーで見ることができます。合わせて、ブログも是非、ご覧ください。

なな山緑地の会ホームページ https://nanayamaryokuti.jimdofree.com/

   I田さん

なな山だより49号.jpg
なな山だより49号 1ページ

コメント(0) 
共通テーマ:地域

葉裏に3本線のサイハイラン、根が分かれて茎が伸びるノビル [よもやま話]

西の谷奥のサイハイランは日照が変わり、生育が優れない。周りに成長の早いヒイラギナンテンを移植して日陰を広げることにした。作業がほぼ終了した頃、「サイハイランの見分け方、知っている?」とI井さんが質問。
「……」。
ラン特有の船形の葉はおおよそ見当がつくが、サイハイランを見てもシュンランなどと特に違いが分からない。「葉の裏を見るとわかるの。線が3本ある」と葉をめくる。
ちなみにサイハイ・ランは、戦国時代の武将が戦闘開始の合図に使う「采配」に似ているから。

サイハイラン(葉裏)_IMG_8548_20200322.jpg
サイハイランの葉裏。3本線がある

バス通り沿いの傾斜地で花を探していたら、「ノビルって食べたことある?」とM本(勇)さんが根っこ付きの草を見せる。「うーん……ノビル? ないかな?」。「ノビル」で思いだしたのが東日本大震災で被災した地元宮城県の野蒜海岸。「T橋さんが食べたら旨かったって」と洗いに向かう。戻ってくると、根のコブを指さして「ここから根が分かれて茎が伸びる」。昔食べたような気がしてきた。

ノビル_IMG_8559_200322.jpg
ノビル。採ったばかり

ノビル_IMG_8562_200322.jpg
ノビル。小さいコブがある

コメント(0) 
共通テーマ:地域

私愚者の初夢 【深めよう会員の絆 リレー随筆】 なな山だより [なな山だより]

穏やかな初冬の庭で、暖かい日差しを背中いっぱいに浴びながら、いつか夢の中に。
近くの雑木林の手入れで、計り知れない木工用の材料が手に入った。切り出した小枝を切り揃えたり削ったり、穴をあけたり、そんなことをしていると額に汗が浮かび、だんだん薄着になってくる。
近年の気候変動で、この冬も、暖かかったり、突然寒くなって、また暖かくなる。テレビやインターネットの気象情報は急激な温度変化で体調を崩しやすいから注意しろと口癖のように報じている。そして、これは地球温暖化の影響だという。それも、温室効果ガスの二酸化炭素のせいという。世界中の環境・気象関係者は皆、二酸化炭素を排出させないようにしようと、国際的な取り決めをして、全地球人に呼びかけている。夢の中で誰かのつぶやきが聞こえたような気がした。
60年以上もの昔、小学校だったか中学校だったかで理科の授業でこんな勉強をした。現代の地球の気候は第三間氷期で次の氷河期に向けての間、温度がどんどん上がっていく時期に当たっているというのだ。でも何時か、温度上昇が止まって急に冷えだすこともあり得ると。それの予測は全くわからないとも。だとすると、二酸化炭素の排出をゼロにしても温度変化は起きるのではないだろうか。この辺りを、理論的に説明してくれる人はいないかな。今はもっと詳細にこのことは解明されているのだとは思うのだが。その話は全然耳に入ってこないようなのだ。
畑の作物も、森の樹々も、地球全体が温かくなり早く成長が進む。そのおかげで人類の暮らしは豊かになり、野生の動植物も暮らしやすくなった。寒冷地を好んだ動物たちも、大部分は暖地に順応するようになった。海水面の上昇に対応して標高ゼロメートルに近いところに住む人たちは徐々により高い場所への移動を起こすようになった。人も動物も植物も、それぞれの叡智をフル活動させて、地球の楽園が実現した。
これは夢だったか。
   A田さん
          「なな山だより」48号より

地球.png


コメント(0) 
共通テーマ:地域

キンラン、ギンラン、ヤマツツジ、ツクバネウツギ、タツナミソウ、アマドコロ - なな山レポート(2020.5.2) [よもやま話]

なな山緑地の会の皆さま

ゴールデンウィークに入っても外出自粛でステイホームウィークということになっています。
人との接触を避けながら、なな山散策に行ってきました。一週間で随分、花の様子が変わっていました。撮ってきた写真の一部を紹介したいと思います。
   N山さん

キンランは、まだまだ元気です。
キンラン.jpg

ギンラン、ササバギンランが、急に、ずいぶんたくさん、咲き始めました。
ギンラン_1.jpg

ギンラン_2.jpg

中の山のヤマツツジと西の山のヤマツツジです。
ヤマツツジ_1.jpg

ヤマツツジ_2.jpg

ツクバネウツギです。
ツクバネウツギ_1.jpg

ツクバネウツギ_2.jpg

数株しか見つけられませんでしたが、タツナミソウです。
群生した姿が、立つ波のようだ、とのことでした。
タツナミソウ_1.jpg

タツナミソウ_2.jpg

アマドコロもずいぶん大きくなってきていました。
アマドコロ.jpg

コメント(0) 
共通テーマ:地域