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春陽気の落ち葉かきは汗だく! エコメッセ府中「自然と親しもう」(2021.2.7) [連携イベント]

春4月を思わせる温かさの2月7日、エコメッセ府中”自然と親しもう 里山の「落ち葉プール」で泳いでみよう!”が開催された。

緊急事態宣言の延長で子どもたちの参加が取りやめになり、集まったのは4名。なな山緑地の会からは、S崎さん、K田さん、M崎さん、N山さん、M岡さん、M倉さん、S子の7名。みなさん、お疲れさまでした。

挨拶後、ヘルメットを被り、熊手や袋を手にして西の山に向かう。落ち葉が一面に広がる斜面を登り、さっそく落ち葉かき。黙々と作業。10分ほどすると、「暑い!」と声が上がる。上着を脱いだり休んだり。汗が出る。「ちり取りの大きいの、あったでしょう?」。袋に落ち葉を詰める作業に手間取るようだ。「役立たないかも。でも持ってきます」。

落ち葉を袋に詰め、落ち葉溜めまで運ぶ。数回でいっぱいに膨れ上がる。乗って踏み込むと、体の半分ほどが沈み込む。かいてもかいても減らない落ち葉。運んでも運んでも積み上がらない落ち葉溜め。減った人数分の作業をしなくちゃ、といった決死的な作業が続く。

「休憩にしましょう」とS崎さんから声がかかる。広場に戻り水分補給。口元が緩み、矢継ぎ早に質問が飛ぶ。「これっ、コウヤボウキ?」。M岡さんが製作した箒を見せて作り方を説明。「どんな花が咲く?」の質問も。「なな山緑地の植物」を開いて春先に開花する植物をチェック。なな山の希少種サイハイランやタマノカンアオイなどをK田さんが紹介。

作業再開は、なな山めぐりから。西の山を上り下りして冬の植物観察。上を見上げ、ナラ枯れを確認。全枯れして枯葉が残っているコナラ、落ち葉で裸になった健全木。キチジョウソウの群生を回り、お土産にシイタケを採取して落ち葉かき再開。

落ち葉だらけの斜面に地肌が見えるようになったところで終了。「落ち葉かきしないとどうなる?」と質問。「地面に陽を当てれば、植物が芽を出し花が咲いて、植生が豊かになる」とS崎さん。「土の中の細菌も活動し、樹木の栄養も作る」。

子どもたちが来なかったのは残念でしたが、「エコメッセもなな山の団体会員だ」と頑張ってくれたのは嬉しかったです。また、いろんな花が咲く頃に来てください。地肌の見える斜面には小さい植物たちが賑やかです。お待ちしております。

ところで、みなさんが集合する前、近在に住む親子がなな山を訪れた。2歳くらいの子がたどたどしい歩きながら、パパと手をつないで林内を散歩。
「奥の山まで行ってきました。きれいに整備されていますね」と感動の温かい声。つい、「落ち葉のソリ滑り、やってみる?」と誘ってしまう。滑り降りた小さい子は、緊張から笑顔に変わり「もういっかい!」。2度目は慣れてスピードが出たのか「もういい!」。しっかりしている。「第2、第4日曜は活動しているので、いつでも来てください」と声をかけてバイバイ。

快晴で暖かい.JPG
快晴で暖かい

熊手でかき集める.JPG
熊手でかき集める

袋で運ぶ.JPG
袋で運ぶ

足で踏む.JPG
足で踏む

落葉はまだ沢山積もっている.JPG
落葉はまだ沢山積もっている

ブロアーで飛ばす.JPG
ブロアーで飛ばす

製作したコウヤボウキを見せる_IMG_1244_210207.jpg
製作したコウヤボウキを見せる

山積みの落葉と記念撮影_640.jpg
山積みの落葉と記念撮影

遊びに来た親子.JPG
遊びに来た親子

落葉滑り.JPG
落葉滑り

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