試してみた! 感染木のビニールシート巻き [ナラ枯れ]
2月23日(祝)、ナラ枯れ対策に購入したビニールシートやテープ、カッター、麻ヒモなどをなな山に搬入しました。
木工クラブは休みですが、数人につき合ってもらい、感染木のビニールシート巻きを試してみました。準備状況の確認になり、ひとまず安心。A田さん、I田さん、N山さん、S子の4人、お疲れさまでした。所要時間は、山と広場の往復2回を含めて20分ほど。手探りながら意外と簡単に作業が進みました。
作業は、感染木の計測から始まりました。
1. 樹木の周囲を計測する
切断するビニールシートの長さを決めるため、樹木の周囲を計測する。
上は2メートルほどの高さ、下は地際近くで測る。
この木は、2メートル超で110cm、地際で95cm。ビニールシート(厚0.1、100cm×100m)から、余裕を見て約130cmに切断し、同じ幅のシートを3枚を準備する。
2メートル超の周囲を計測
地際近くの周囲を測定
2. 作業対象の木をマークする
他の班とダブルブッキングしないように、作業対象の木にテープを巻いてマーキングする。このあと現場を離れ、広場に戻ってシートを切断するので。
テープでマーキングする
3. シートを巻く
木にシートを巻き、麻ヒモで上下を縛り、透明テープで固定する。感染木では、ピッタリ密着しなくてもOK。新成虫カシナガが穿孔から出てきても飛び出さないように固定すればよい。シートの上端と下端は二重に折り、樹幹との隙間を少なくさせる。
シートを巻く
2枚のシートを巻く。
4. 地際をシートで巻く
残りのシート1枚を2つに切断し、木の周りを少し掘り土をかけてシートで密封する。切断する長さは、この木が斜面にあり、下側と上側で長さが違うので、下側を20cm程広くした。
地際のシート巻き_IMG_1354_210223
土を踏み固めてシート巻きの完成。落ち葉もかけてみた
木工クラブは休みですが、数人につき合ってもらい、感染木のビニールシート巻きを試してみました。準備状況の確認になり、ひとまず安心。A田さん、I田さん、N山さん、S子の4人、お疲れさまでした。所要時間は、山と広場の往復2回を含めて20分ほど。手探りながら意外と簡単に作業が進みました。
作業は、感染木の計測から始まりました。
1. 樹木の周囲を計測する
切断するビニールシートの長さを決めるため、樹木の周囲を計測する。
上は2メートルほどの高さ、下は地際近くで測る。
この木は、2メートル超で110cm、地際で95cm。ビニールシート(厚0.1、100cm×100m)から、余裕を見て約130cmに切断し、同じ幅のシートを3枚を準備する。
2メートル超の周囲を計測
地際近くの周囲を測定
2. 作業対象の木をマークする
他の班とダブルブッキングしないように、作業対象の木にテープを巻いてマーキングする。このあと現場を離れ、広場に戻ってシートを切断するので。
テープでマーキングする
3. シートを巻く
木にシートを巻き、麻ヒモで上下を縛り、透明テープで固定する。感染木では、ピッタリ密着しなくてもOK。新成虫カシナガが穿孔から出てきても飛び出さないように固定すればよい。シートの上端と下端は二重に折り、樹幹との隙間を少なくさせる。
シートを巻く
2枚のシートを巻く。
4. 地際をシートで巻く
残りのシート1枚を2つに切断し、木の周りを少し掘り土をかけてシートで密封する。切断する長さは、この木が斜面にあり、下側と上側で長さが違うので、下側を20cm程広くした。
地際のシート巻き_IMG_1354_210223
土を踏み固めてシート巻きの完成。落ち葉もかけてみた
ほらっ、そこに春が! カワヅザクラ、キイチゴ、フキノトウ、スイセン [よもやま話]
13日「まだ咲かない」とブログに書いたカワヅザクラ。その日「一輪咲いた!」とM岡さんから現地レポートが舞い込む。「楽しみにしていたから! 以心伝心ね」と嬉しいお知らせ。
翌日の活動日さっそく斜面へ。陽射しをいっぱい浴びて嬉しそう。ツボミもかなり膨らんでいる。「よしよし」とほくそ笑む。
と、「こんどは特別だ」と声が……。
「ボケくんと較べて、早い早くないって書いていたね」
「君はせっかち。僕たちは競争しているわけじゃない。自分なりのタイミングで咲いているだけ」
「楽しみにしてもらうのは嬉しいけどね」
カワヅザクラ
「中の谷の奥にキイチゴが咲いている」とM倉さん。「黄イチゴ?」。確か黄色いイチゴってあった。枯葉が重なる地表からイチゴが芽を出して花を咲かせたのか?
行ってみると、葉も付かない枝に小さな花が白く輝く。陽射しをいっぱい浴びて伸びやか。「実は赤く、美味しい!」とA田さん。こっそり地面に目をやったが枯葉だけ。
キイチゴ
中の谷を降りはじめ、ふと振り返ると、草や枯葉が銀白色にキラキラと輝く。異次元の世界が現れた?! 「こっちまで上がると消える。不思議!」とA田さん。吸い込まれるように近づき、さらに上がると確かになくなる。「うっ!」と太陽を見上げる。スギやヒノキの葉の隙間から太陽が覗く。「木々の粋な計らいか?」
銀白色の林床
「やっと芽を出した! フキノトウ」と喜びいっぱいのM倉さん。教えられたウメの下を探せど見つからずウロウロ。たまりかねたか「ほらっ、ここに!」と近寄って屈む。葉を掻き分ける。若草色が陽をいっぱい浴びて顔を出す。「可愛い!」と思わずこぼれる。
フキノトウ
中の谷の奥でスイセンを発見。コナラの伐倒で陽当たりが良くなって咲いたのか。
スイセン
翌日の活動日さっそく斜面へ。陽射しをいっぱい浴びて嬉しそう。ツボミもかなり膨らんでいる。「よしよし」とほくそ笑む。
と、「こんどは特別だ」と声が……。
「ボケくんと較べて、早い早くないって書いていたね」
「君はせっかち。僕たちは競争しているわけじゃない。自分なりのタイミングで咲いているだけ」
「楽しみにしてもらうのは嬉しいけどね」
カワヅザクラ
「中の谷の奥にキイチゴが咲いている」とM倉さん。「黄イチゴ?」。確か黄色いイチゴってあった。枯葉が重なる地表からイチゴが芽を出して花を咲かせたのか?
行ってみると、葉も付かない枝に小さな花が白く輝く。陽射しをいっぱい浴びて伸びやか。「実は赤く、美味しい!」とA田さん。こっそり地面に目をやったが枯葉だけ。
キイチゴ
中の谷を降りはじめ、ふと振り返ると、草や枯葉が銀白色にキラキラと輝く。異次元の世界が現れた?! 「こっちまで上がると消える。不思議!」とA田さん。吸い込まれるように近づき、さらに上がると確かになくなる。「うっ!」と太陽を見上げる。スギやヒノキの葉の隙間から太陽が覗く。「木々の粋な計らいか?」
銀白色の林床
「やっと芽を出した! フキノトウ」と喜びいっぱいのM倉さん。教えられたウメの下を探せど見つからずウロウロ。たまりかねたか「ほらっ、ここに!」と近寄って屈む。葉を掻き分ける。若草色が陽をいっぱい浴びて顔を出す。「可愛い!」と思わずこぼれる。
フキノトウ
中の谷の奥でスイセンを発見。コナラの伐倒で陽当たりが良くなって咲いたのか。
スイセン